キッカケ's blog

きままに解説ブログ

勝手に歌詞解説-モニカ-

 

はじめまして

キッカケです

私は吉川晃司のファンです

四六時中吉川さんの歌を聞いたり歌ったり踊ったりしているのですが

そのリズムもさることながら歌詞もすばらしいので

たくさんの人に

この歌はこういうことを歌っていたんだ~

と思っていただきたく、こんなブログを勝手に始めちゃいます!!

吉川なんて時代遅れじゃないのか

なんて声が聞こえてきそうですが。。。笑

 

まず第一回はデビュー曲である

「モニカ」

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1984年2月1日に発売された「モニカ」

主演映画「すかんぴんウォーク」の主題歌だったりして

劇中では吉川扮する民川裕司が「Thanks」というタイトルで歌っていました笑

 いまでは吉川の代名詞ともいえる曲です

 

この歌はですね、失恋の歌なんですよね

 ざっくりいえば、彼女の浮気現場を目撃してしまって

悲しいからもうこんな街からはオサラバしようって感じです

作詞が吉川さんだったり松井五郎さんだったりするほうが個人的にすきなのですが

この辺の歌詞もストレートですごく歌いやすいです

 

「真夜中のスコール Backミラーふいにのぞけば

 赤い電話Boxの中から 君とあいつ出てきたSea Side Avenue」

 ここから物語は始まります

主人公は真夜中、車にのっていました。

スコールというほどの雨が降っていたら運転なんてできないわけで

どこか街中にとまって雨がやむのを待っていたのでしょう

特に意味もなくチラッとミラーをのぞいたら

彼女が別の男と電話ボックスから出てくるところを目撃してしまいます

ちなみに舞台はタイトルにもある「サンタモニカ」

アメリカのグランドアベニューですね

歌詞どおり海に面した街で、赤い電話ボックスも置いてあります

 「ボンネットには雨の音 カセットでかき消したよ

 Street向こう側では 忘れ去られたビーチ・パラソル揺れてる」

彼女の浮気を目撃したわけですから心がひどく動揺するわけです

そんな場所から離れようとエンジンをかけて車を出すと

カセットテープが流れるわけです

雨の音も聞こえないぐらいボリュームを上げて気持ちを吐き出したかったのです

彼女を愛する気持ちと、裏切られたショックで揺れ動く心を

わすれられたビーチパラソルに重ね合わせているのです

わすれさられたというところで、裏切られたショックが表れてますね

「Oh Thanks Thanks Thanks Thanks モニカ

 Thanks Thanks Thanks 8月のSad Song」

一気にあふれ出る感情とともに彼女との楽しかった思い出が蘇ります

そしてその思い出をくれたこの街に感謝するわけです

そしてこの歌は8月の悲しい涙の歌だと

「ムム・・ 忘れないさ ムム・・ 今年の夏

 ムム・・ この街さえダイヤモンドにきらめいた

 何もかもが君のせいさ Oh モニカ」

忘れられないほど彼女を愛していました

なぜ、この街がダイヤモンドにきらめくかというと

涙を流した状態で目を開けると、光が涙の膜で屈折して

まるで輝く街がダイヤモンドのように見えるからなんです

いい思い出も悪い思い出も君がくれた、という意味で

きみのせいさ、なのです

「白く輝くよハイウェイ 夕べのスコール嘘の様さ

 ポケットのサングラス取り出して 街中を淡いブルーに変えた」

向こうは今流行のUSAですから、夏はからっと晴れるわけですよ

涙を流して荒れている目にはちょっと日差しが強すぎるんですよね

サングラスでかっこつけているように見えるけど実は涙目を隠してるだけ笑

「風が乾いていたせいで 見知らぬ街へアクセルふかした

 別れはいつも始まりさ 君たちにサヨナラand Good Luck」

いつまでも未練たらたらでいたくないから、楽しかった思い出だけもって

新しい街にいくのです

君との別れは新しい自分の始まりなんだと思いながら

そして自分が愛した人だから、幸せになってもらいたって意味でGoog Luck

日本語のサヨナラと英語のGood Luckをあわせるところがかっこよく聞こえます

 

あとはThanks モニカの繰り返しなんで、前述したとおり。

デビュー曲にふさわしいくらい甘酸っぱい青春って感じの歌ですよね。

 

 

次回はもっとコアなところをせめて

アルバム「Jellyfish&Chips」から

「スティングレイ」

私のかなり好きな歌です笑